簡単ボーカル抽出!フリーソフトでキレイにボーカル抽出できるか試してみた!5本のソフトをレビュー☆その5「Roland R-MIX」

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ボーカル抽出を試してみました。波形の細かい編集などはせずに、実装されている機能だけでどこまでキレイにボーカルを抽出できるのか。今回はフリーソフトではなく、RolandのR-MIXをレビューします。

話題のRoland R-MIXでボーカル抽出

ボーカル抽出に利用したフリーソフト
No. ソフト バージョン 対応OS インストール
1 SoundEngine Free
レビュー☆その1
5.02 Windows
(2000/XP/Vista/7/8)
必要
2 Audacity
レビュー☆その2
2.0.3 Windows
(2000/XP/Vista/7/8)
Mac OS X
必要
3 ボーカルキャンセラー2
レビュー☆その3
1.12 Windows
(2000/XP/Vista/7/8)
不要
4 歌声りっぷ
レビュー☆その4
3.0 Windows
(Me/XP/Vista)
不要
5 Roland R-MIX
レビュー☆その5
1.11 Windows
(XP/Vista/7)
Mac OS X
不要

今回は、フリーソフトではなく、パッケージソフト。RolandのR-MIXです。

パッケージにも記載されておりますが、耳コピ、マイナスワン、ノイズ除去などに優れたソフトです。

Roland R-MIX パッケージ1

体験版があるので、まずは体験版で試してみましょう!

ボーカル抽出する楽曲

今回、ボーカルカットとボーカル抽出に使った楽曲はボーカロイドの楽曲「FAKING DANCE」です。原曲と聴き比べて、効果を確認してみてください。


R-MIXを試してみた

Roland R-MIX パッケージ2

R-MIXの体験版は機能制限があるので、体験版だけで本格的に耳コピ、マイナスワン、ノイズ除去など行うことはできません。体験版ですので、使いやすさを体験するというレベルです。

公式サイトより、R-MIXの体験版をダウンロードしましょう!Windows、Macそれぞれの体験版がダウンロードできるようになっています。

Roland R-MIX 体験版
http://www.roland.co.jp/support/article/?q=downloads&p=R-MIX

■ 体験版の主な機能制限 ■

  • 再生や録音は最大30秒まで(30秒以上の音源ファイルを開くことはできます)
  • プロジェクトファイルの保存や書き出し処理ができない

R-MIXの最大の特徴は、音の成分分布をビジュアルで見ながら操作することができること!

音の成分と言えば周波数波形が定番で、イコライザーを使って操作。というイメージですが、R-MIXは全く違う操作感を提供してくれます。

音をビジュアルとして見ながら、直感的に操作できるので、マニュアルなど見なくても直ぐに操作することができ、操作感は本当に素晴らしいです!

R-MIX画面1

初回起動後に「お!いいな」と感じた機能は、耳コピ、マイナスワン、ノイズ除去それぞれに用意された機能説明。

画面上のメニューにある「作業」とグループの「耳コピー」「マイナスワン操作」「リミックス、ノイズキャンセル」のボタンを押すと、機能説明の画面が立ち上がり、画面上のどの機能を使えばよいか、黄色枠でマーキングされます!用途によって、どのツマミを操作すれば良いのか、一目瞭然です!

R-MIX画面2

R-MIXでボーカル抽出するには、耳コピの機能を使うか、マイナスワンやノイズ除去を繰り返してキレイにしていくか。

シェイプを利用して、特定の音成分を抽出するか、削除するかという操作になります。下の画面イメージは、上の画面イメージから、シェイプを使って音分布左下の成分を削除したものです。

R-MIX画面3

R-MIXはボーカル抽出には向いていない!?

使ってみて、R-MIXはボーカル抽出をするようなソフトではないと感じました。

耳コピー用にギターの音だけを抽出したり、特定の楽器をマイナスワンで取り除いたり。こういう作業にはかなりオススメなソフトだと思います!

ボーカルは分布が広すぎて、四角や円形のシェイプだけでは、キレイにすることができません。地道に時間をかければキレイにできるのかもしれませんが、かなり時間はかかると思います。

R-MIXは無料のソフトに比べれば、高機能で視覚的にも見やすいですが、パッケージソフトなので、もっと使いやすくなるように、機能を追加して欲しいと感じます。

物足りなさを感じた機能として、四角と円形のシェイプしか使えないということ。手書きツールのようなもので、任意のシェイプを描けるようになると、とても使いやすいツールになると感じます。

あとは、プラグイン版で発売して欲しい!ということ。

耳コピをするだけのユーザにはインストール型ソフトで良いと思いますが、やっぱりVST版を自分のホストアプリ(DAW)上で使いたい!と思うユーザは多いと思います。

空間系エフェクトの後にEQを挿して調整するような場面で、EQの代わりにR-MIXを使ってみたいと感じました。が、わざわざホストアプリで書き出し→R-MIXで調整して書き出し→再度ホスト側で読み込み。さすがに面倒です。

他にも、トラックダウンした音源に対して特定の音だけボリューム調整したり、定位を変更したり。ホスト上で使えたら・・・と思うと、夢が広がります。

R-MIXは発売して、まだ1年程度。今後に期待したいソフトです!

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