予算3万円でDTMパソコンを作ってみた!Pentium G3220とメモリ8GBでAbleton Liveは十分快適です!

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DTMのパソコンはIntel Core i7にメモリ16GB必要ですか?という質問を見て、インテルの第4世代(Haswell)CPUならもっとお手軽に快適なDTM環境を作れるのでは!?と、低予算3万円という設定でDTMパソコンを作ってみました!Ableton Liveは十分快適です!!

DTMパソコンにIntel Core i7、メモリ16GB、SSDなど無くても大丈夫です!

DTM用のパソコンには、ある程度スペックを必要としますが、ネットの情報を見ると「CPUは最低Core i5!メモリは16GB!ディスクはSSD!グラフィックボードも積んだほうがいい!」などと書かれています。このスペックを満たそうとすれば予算10万円程度。

Macなら15万円以上でしょう・・・。

もちろんハイスペックなパソコンがあれば快適ですが、DTMに興味があってはじめてみようかな?と思っている人、特に学生などにこの価格は敷居が高く、DTMをはじめる前に諦めてしまっている人もいることでしょう。

そんな方に参考にして欲しい!今回は、それほどスペックが高くないパソコンを予算3万円で作って、DTM(Ableton Live)が快適に楽しめるか?というレビューです。

予算3万円でDTMパソコンを作ってみた!CPUはPentium G3220です

せっかく作るので、利用中のラップトップ(ノートパソコン)と同等以上にDTM(Ableton Live)を楽しめること!をコンセプトにしています。

利用中のラップトップパソコン
CPU Intel Core i5 2450M(2.5GHz/2コア)
メモリ 8GB(バルグ品4GB×2枚)
ハードディスク 500GB/7200rpm/S-ATA300/キャッシュ16MB
ビデオカード AMD Radeon HD7470M(メモリ1GB)
OS Windows7(64bit)
Windows エクスペリエンス インデックスのスコア
プロセッサ 7.1
メモリ(RAM) 7.4
グラフィックス 5.3
ゲーム用グラフィックス 6.3
プライマリ ハードディスク 5.9

今回、選定したパーツは下記の通りです。DTM用なので静音性なども考慮しています。具体的な選定理由などは、次回の記事で書きます。

DTM用パソコンの制作で用意したパーツ

無理矢理3万円に抑えるため、ケースは以前に利用していた余りものを再利用。見た目の古さは我慢です・・・。ハードディスクはPS3から抜いてきました。そして、光学ドライブ(CD/DVDドライブ)無しですw

DTM用パソコンの制作で用意したケース(Windy Pandora 1000)

予算3万円のパソコン構成
パーツ 製品 価格
CPU Intel Pentium G3220(3.0GHz/2コア) 6,480円
マザーボード ASRock B85M-ITX 9,468円
メモリ Kingston DDR3-1333 CL9 4GB×2枚 6,560円
CPUクーラー CoolerMaster Hyper TX3 EVO 3,379円
ハードディスク 320GB/5400rpm/S-ATA300/キャッシュ8MB 0円
SSD 無し -
光学ドライブ 無し -
ビデオカード 無し -
ケース Windy Pandora 1000(キューブ型) 0円
電源 剛力4プラグイン 500W GOURIKI4-500P/A 4,180円
合計 30,067円

再利用したケースがキューブ型だったので、マザーボードはMini-ITXというサイズしか利用できず、逆に割高になってしまいました。ケースも3000円程度で購入できますし、microATXのマザーボードであれば6,000円程度のものがあるので、新品で構成しても、価格差はほとんど無いと思います。

ハードディスク、光学ドライブも安価なもので構成すればプラス5,000円程度でしょう。

組み立て、組み立て、組み立て、、、OSはWindows7の64bitをインストール。

DTM用パソコンの組み立て

Windows エクスペリエンス インデックスのスコア
プロセッサ 6.9
メモリ(RAM) 7.6
グラフィックス 5.8
ゲーム用グラフィックス 6.5
プライマリ ハードディスク 5.9

プロセッサは7.0になるかな?と思っていましたが、やや足らず。しかし、グラフィックの性能が想像以上でした!今回はインテル最新の第4世代(Haswell)のCPUを採用しましたが、第4世代(Haswell)のグラフィック性能はかなり向上しているようです!

中古市場の価格などを踏まえて、Core i5/i7で構成するのであれば、第3世代の中古を狙うとコストパフォーマンスが良いと思います。PentiumやCore i3は新品で第4世代が良いでしょう!

今回は予算的にPentium G3220にしましたが、第4世代(Haswell)のCore i5/i7の性能がかなり高いようなので、予算が5万円程度であれば、是非採用したいパーツです!

DAW(Ableton Live)での性能比較

Windows エクスペリエンス インデックスのスコアは、あくまで目安的な数値なので、実際にDTM環境としてして快適なのか!?ということで、DAW(Ableton Live)の書き出し処理速度を比較してみました。

Ableton Liveの書き出し速度比較
利用パソコン Liveバージョン 書き出し時間
ラップトップ Live9.0.5(32bit版) 4分38秒
今回制作したパソコン Live9.0.5(32bit版) 3分34秒
ラップトップ Live9.1b13(32bit版) 3分59秒
ラップトップ Live9.0.5(64bit版) 3分51秒
今回制作したパソコン Live9.0.5(64bit版) 3分23秒
ラップトップ Live9.1b13(64bit版) 3分06秒

今回採用したPentium G3220は2コア/2スレッドです。ラップトップのCPU(Core i5)は2コア/4スレッドなのですが、4スレッドより書き出しが速い!!体感速度もラップトップより今回制作したパソコンの方が良い感じです。

Live9.1から書き出しはマルチスレッド対応になるので、書き出し速度がどのように変化するのか?また試してみようと思います。

残念!Ableton LiveではQSV非対応

最近のDAWは動画にも対応しており、Ableton Liveでも動画を書き出すことができます!

そこで、今回はインテルのクイック・シンク・ビデオ(QSV)に対応しているマザーボードとCPUを選択を考えましたが、Abletonのサポートに確認したところ、Live9ではQSVに対応していないという回答を頂ました。残念!

他のDAWが対応しているかは不明です。ざっと確認したところ、動画対応しているDAWの公式サイトでQSV対応について書かれているサイトはありませんでした。気になる方はサポートに確認が必要ですね。

ビデオエンコードソフトなどでQSVに対応しているものは、QSV利用で約4倍ぐらい書き出し(エンコード)が速くなるようです!Ableton Liveも是非対応して欲しい!!

結論!低予算でも十分満足できる!

今回は3万円という低予算での構築でしたが、十分満足のいくDTM用パソコンを制作することができました!既に4コア以上のCPUを利用している人は別ですが、それほどスペックの高くないパソコンを利用されている人であれば、低予算でも十分満足できるDTM環境が手に入ります!

ポイントは、インテルの第4世代(Haswell)CPUを選ぶこと!

パソコンを自作!?そこに敷居の高さを感じる人もいると思いますが、組み立ては意外と簡単なのです!プラモデルと然程変わりませんw

パーツの選定に知識が必要になります。CPUやマザーボード、メモリなど、規格をそろえる必要があるので、そこはネットやパソコンパーツを販売しているお店の店員などに確認すれば、問題ないでしょう!

Twitterなどで相談していただければ、アドバイスしますので、お気軽にどうぞ!次回、もう少し突っ込んでパーツ選定について考えたことや、静音性、エアフローなどについても書いてみようと思います。

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