USBオーディオインターフェースの選び方と比較 – Roland OCTA-CAPTUREとMOTU MicroBook2

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USBオーディオインターフェースの選び方、第二弾。友人からRolandのOCTA-CAPTUREを借りたので、私のMOTU MicroBook2やZED-10と使用感を比較をしながらUSBオーディオインターフェースの選び方についてご紹介。

USBオーディオインターフェースの選び方

前回も書きましたが、私はエンジニアでもなければ評論家でもありません。趣味でDTMを楽しんでいるレベルです。詳しい方が見たら「何言ってるんだ!」なんて内容かもしれません。前回同様、DTM初心者に少しでも参考になれば、ということです。

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今回はRolandのOCTA-CAPTUREとMOTU MicroBook2を比較しながら、使用感などを含めて少し突っ込んだ感じの内容で。USBオーディオインターフェースを選ぶ際の参考になれば幸いです。

OCTA-CAPTUREが欲しくなる!

友人がRolandのOCTA-CAPTUREを貸してくれました。RolandのQUAD-CAPTUREを含めて気になっていた製品だったので、購入前に試せたのは有難いことです。

OCTA-CAPTUREを使ってみて、とにかく凄い!と思ったのがPHONES端子です。

OCTA-CAPTUREのヘッドフォン端子

以前のUSBオーディオインターフェースの選び方で「音質は考えない」と書きましたが、撤回したくなりました。OCTA-CAPTUREのPHONES端子はMicroBook2やZED-10と比較して圧倒的な差を感じました。

同じヘッドフォンを使っているとは思えないぐらい、音の分離、音の広がりが違います。※利用しているヘッドフォンはAKGのK612 Proです。

趣味で音楽制作をされている方は住宅環境の問題で、スピーカー大音量とはいかず、ヘッドフォンを利用されている方も多いのでは!?私もヘッドフォンがメインですが、そんなヘッドフォンがメインの方にはオススメなUSBオーディオインターフェースだと感じました。

QUAD-CAPTUREのPHONES端子も同じ性能なのでしょうか!?QUAD-CAPTUREの価格帯なら下手なヘッドフォンアンプを購入するより、このPHONES端子目的で買ってもいいぐらいですね。

USBオーディオインターフェースの大きさ

MOTU MicroBook2を好んで使っている理由の一つは、コンパクト!なことです。

OCTA-CAPTUREとMicroBook2の大きさ比較

OCTA-CAPTUREとMicroBook2を比較して見ると、大きさは半分以下です。ラックマウントに対応しているOCTA-CAPTUREと大きさ比較するのも間違っていると思いますが、MicroBook2は他のUSBオーディオインターフェースと比較しても小さく、持ち運ぶ場合にはとても便利なサイズになっています。

USBオーディオインターフェースの電源

OCTA-CAPTUREを数日使っていると「面倒だな」と感じたのが電源ボタン。

MicroBook2はUSBから電源供給されるので、パソコンの電源と連動されます。慣れの問題かもしれませんが、OCTA-CAPTUREの電源を入れ忘れてDAWを起動することが何度もありました。

OCTA-CAPTUREの電源ボタン

OCTA-CAPTUREの電源常時ONでいいじゃないか!ということになりますが、このPOWERボタンは電源ONで青いLEDが点き、フロントのグラフィックパネルのLEDも点くので、部屋を暗くすると、結構目立ちます。USBで電源供給されているほうが快適に感じました。好みが分かれるポイントだと思います。

入出力端子

マイクや楽器を接続する入力端子。

MicroBook2はマイク用(XLR端子)とギター用(フォーン端子)が分かれています。

MOTU MicroBook2の入力端子

OCTA-CAPTUREはXLRプラグ、フォーンプラグどちらでも使えるコンボジャックです。

OCTA-CAPTUREの入力端子

私はこだわりがない部分ですが、利用するケーブルがXLRプラグなのか、フォーンプラグなのか、コンボジャックなら考えなくてもいいので利便性は高いですね。

MicroBook2で気に入っているのは、背面にあるLINE端子にステレオミニがあること。USBオーディオインターフェースでステレオミニ端子があるって珍しいと思いますが、とても重宝してます。

MOTU MicroBook2のLINE端子

OCTA-CAPTUREのLINE端子は全てフォーン端子です。

OCTA-CAPTUREのLINE端子

ただ、MicroBook2の一番の不満点もこの背面にあるLINE入力端子。入力ゲインが異常に小さいです。最大にしても、これで最大なの???という感じ。使い始めた当初は「故障してるんじゃ!?」と問い合わせしたぐらいです。

アウトプットのツマミ

MicroBook2で気に入っている機能の一つですが、スピーカーとヘッドフォンのボリュームをスイッチで切り替えて、別々に設定できるところです。

MOTU MicroBoon2のメインアウト

ツマミが2つあってもいいのですが、とにかくスピーカーとヘッドフォンのボリュームは別々に設定したいのです。OCTA-CAPTUREはこれができず、メインアウトとヘッドフォンのボリュームは連動しています。

OCTA-CAPTUREのメインアウト

OCTA-CAPTUREでも、スピーカーを接続する出力端子を変更して、DIRECT MIXERのツマミからボリュームを変更するということはできますが、操作が面倒です。

MicroBook2に慣れて、当たり前のように感じていた機能ですが、OCTA-CAPTUREを使ってみると、MicroBook2のワンプッシュでボリューム変更できる操作性、あらためて素晴らしい!と感じました。

ただ、MicroBook2のボリューム機能にも不満があります。

これはMicroBook2を触ったことがある人にしか伝わらないかもしれませんが、このボリュームボタンは軽くてクルクル無限に回ります。ちょっと触れただけでもボリュームがズレますし、メモリも無いので、ソフトウェア上でボリュームレベルをチェックするしかありません。

OCTA-CAPTUREはツマミに重さがありますし、メモリもあります。とても扱い易いです。ほとんどのUSBオーディオインターフェースはOCTA-CAPTUREのような仕様になっていると思います。MicroBook2の機能と足して2で割るようなツマミになれば最高なのですが・・・。

MIDI端子

最近のMIDIコントローラはUSB接続が圧倒的に増えているのでMIDI端子の需要も減っているのでしょうか?でも、MIDI端子がUSBオーディオインターフェースにあると、やっぱり便利だと感じます。

OCTA-CAPTUREのMIDI端子

MicroBook2にはMIDI端子はなく、OCTA-CAPTUREにはMIDI端子があります。個人的には利用頻度低いのですが、MIDI機器で同期とりたい人には必須になると思いますし、MIDI端子があるインターフェースは、なんとなく余裕を感じます。

内臓ミキサーの操作性

USBオーディオインターフェースの内臓ミキサーをソフトウェア上で管理できるようになっています。MOTUはCueMix。とにかく機能豊富です。が、操作性はいまひとつ。使い難い印象しかありません。

OCTA-CAPTUREのソフトウェアはとても見易いです。操作性もCueMixより印象良いです。が、やっぱりソフトウェア上のミキサー。使い易い!と思うことはありません。

私はZED-10(ミキサー)で入力はまとめて、USBオーディオインターフェースへつなぐことが多いです。ミキサーはやっぱりハードウェアが理想だと感じます。

OCTA-CAPTUREとMicroBook2だけ比較してもこれだけの違いがあるので、入出力端子の種類や数だけでなく操作性などもしっかりイメージしてUSBオーディオインターフェースを選ぶことが大事かな、とあらためて思いました。

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