Ableton Pushのレビュー!Live9でPushを2か月使ってみた感想やLaunchpadやAPC20との比較などなど【前編】

  • Ableton Push
   Ableton Live

Ableton PushをLive9で使って2か月。とても素晴らしい機材ですが、不便な点やできないこともいろいろあります。Ableton Pushの素晴らしさはネット上にたくさん書かれていますので、不満な点を中心にレビューしてみます。

Ableton Pushの導入で制作の幅が広がる

最初に書いておきます。Ableton Pushを2か月使ってみて、導入して良かった!と思っています。

Ableton Pushに慣れてくると、良い意味でAbleton Pushのワークフローに沿った制作スタイルに変化してきます。これによって、MIDIキーボードなどを使うより圧倒的な早さで打ち込みができるようになりました。

打ち込みが早いので、いろんなことを試すことができるようになり、制作の幅が広がっています。

LaunchpadやAPC20などMIDIコントローラーはいろいろ使ってきましたが、機材1つでここまでの変化が得られたものは今までありません。とても楽しいです!しかし、Liveユーザ全員にAbleton Pushをオススメできるかというと、そうとも思いません。

Ableton Pushの実物は想像以上に大きい

Ableton Pushの実物を見て触って購入検討できれば理想的ですが、地方の楽器店には展示などないどころか在庫すら置いてなく、お取り寄せ。こんな状況の人、多いのではないでしょうか?

価格もそれなりなので、実物を見れないということが購入に踏み切れない一番の理由でしたが、購入してみて最初に感じたのは、想像より大きい!!もちろんサイズは確認していましたが、サイズ以上の存在感があります。

Ableton Liveをラップトップ(ノートパソコン)で利用している場合、手前にAbleton Pushを置いて、Pushの奥にパソコンを置くというスタイルはとても使い難いです。

Ableton Pushをノートパソコンの横に設置

Ableton PushはあくまでMIDIコントローラー

Ableton PushはMIDIコントローラーなのでオーディオデータを操作するようなことはできません。

Ableton Pushでオーディオトラックは追加できますが、オーディオトラックへサンプル(WAVやAIFFやMP3など)を配置することはできませんし、サンプルにワープマーカー打って操作したり、なんてことも当然できません。

アレンジメントビューでオーディオトラックを中心にミックスダウンするようなときは、Ableton Pushを使うよりマウスとキーボードで作業したほうがラクです。Ableton Pushの出番はオートメーション書くときぐらいしかありません。

Ableton Pushじゃなく、他のMIDIコントローラーでもできてしまうことです。

アレンジメントビューに演奏を録音したりサンプル並べたり、オーディオトラック中心に曲制作している人は、Ableton Pushのワークフローに変更していこうと思わない限り、Ableton Pushは持ち腐れてしまうでしょう。

Ableton Pushのワークフロー

片手で操作ができない

Ableton Pushを購入する前に、マニュアルを一読した方が良いと思います!購入もしていない機材のマニュアルを読むのは苦痛に感じそうですが・・・。

私は購入した後にマニュアルを見たわけですが、その時、はじめて2つのボタンを同時に押して操作する処理が多いことを知りました。

今まで使ってきたMIDIコントローラーだと、バンク切り替えやモード切り替えなど、特定のボタンを押してから次のボタンを押す、というように片手でも操作できることがほとんどでした。が、Ableton Pushは違います!

「Select」や「Shift」のボタンを押しながら対象ボタンを押す、というような操作が多いのです。

Ableton PushのShiftボタンを押しながらの処理

Ableton Pushだけを見て制作している時間が長いので、慣れてくると気にすることも少ないですが、マウスを併用して作業しているようなときは片手だけでAbleton Pushを操作したい!と思うことはやっぱりあります。

ボタンが硬い

パッド部分は感度調節ができ、反応も素晴らしく良いので、とても気持ちよく打ち込みすることができます!しかし、周りの黒いボタン群。かなり強く押し込む感じなので、頻繁に押していると指が疲れます。

操作していて一番気になるのが、十字ボタン。使い込んでいけば、もう少し押しやすくなっていくのかもしれませんが、今はボタンが硬すぎる!という印象しかありません。

Ableton Pushの十字ボタンが硬い

選択コントロールセクションのボタンが押し難い

十字ボタンが硬いというのもあり、トラック移動は十字ボタンを使わずに選択コントロールセクションで行っていますが、このボタンが押し難いという印象。

Abpeton Push選択コントロールセクションが押し難い

パッドのボタンに比べてボタンが細いのに、ボタンの感覚も狭いのです。パッドと同じようにタッチで反応するようなボタンであれば良かったのですが、このボタンは押し込むタイプ。

これも慣れの問題かもしれませんが、2か月使った今でも押し難い印象はかわりません。

今回はここまで。次は他のMIDIコントローラーとの比較や、Ableton Pushと併用することにしたMIDIコントローラーなどについて書きます。

関連記事
Ableton Pushのレビュー!Live9でPushを2か月使ってみた感想やLaunchpadやAPC20との比較などなど【後編】

Live9を中心にDTM関連の情報をツイートしています
リプライもお気軽にどうぞ!