Ableton Live9のSimplerを活用してTape Stopを作ってみる!

  • Ableton LiveでTape Stopを作ってみる
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Tape Stopの効果を使いたい!ということがあると思います。Ableton Live9のSimplerを活用してTape Stop(っぽい)効果を作ってみましたので、手順のご紹介。

Tape Stopの作り方はいろいろ

Tape Stopの効果を得る方法はいろいろあります。

TRAKTORのようなソフトやiOSアプリで実際に曲を流しておいてTape Stopの効果をサンプリングして使えば確実ですし、Tape Stop Effectが備わったプラグインもたくさんあるので、プラグインを利用した方が簡単だと思います。

今回ご紹介する方法、自分で試してみて実用性があるのか?と疑問に思う部分もありますが、Ableton LiveだけでTape Stopやってみようと思った方は試してみてください!

Simplerを使ってTape Stop!

オーディオトラックとMIDIトラックを使います。アレンジメントビューを表示してオーディオトラックに対象とするサンプルを配置します。

アレンジメントビューにサンプル配置

配置したサンプルのTape Stop効果を得たいあたりから分割します。ショートカットキー[Ctrl]+[E]です。

配置したサンプルを分割

MIDIトラックにSimplerを挿入して、Simplerに分割したサンプルをドラック&ドロップして読み込みます。SimplerのLFOが[オフ]になっているので[オン]にしておきます。Volumeは[0.00dB]、Velは[0.0%]にしておきます。

Simplerに分割したサンプルを読み込む

サンプルのSimplerへ読み込んだ部分は不要なので、削除しておきます。

Simplerへ読み込んだ部分を削除

MIDIトラックにMIDIクリップを追加します。対象範囲を選択して右クリックのメニューから「MIDIクリップを挿入」を選択します。

MIDIトラックにMIDIクリップを追加

MIDIクリップのピアノロールにはC3だけに打ち込んでおきます。

ピアノロールのC3に打ち込み

クリップビューのEnvelopesを開き、コントロールチューザーの選択で「Pitch Bend」を選択します。少しカーブのかかったオートメーションを書いておきます。

Pitch Bendのオートメーションカーブを書く

MIDIトラック側にTransposeのオートメーションを書きます。[0st]から[-12st]ぐらいまで下げるように書いておきます。ブレークポイントの位置やパラメータの数値は再生しながら微調整してください。

Transporseのオートメーションを書く

ここまでで、少し雰囲気が出てきたと思います。MIDIトラックをオーディオとして扱いたいので、トラックをフリーズしておきます。

MIDIトラックをフリーズしてオーディオ化

フリーズが完了したら、オーディオトラック側にドラック&ドロップして、MIDIトラックは不要なので削除しておきます。

フリーズしたMIDIトラックをオーディオトラックへドラック&ドロップ

雰囲気を増すために、オーディオエフェクト 「Vinyl Distortion」をオーディオトラックへ挿入します。今回はプリセット「Vinyl.adv」をそのまま利用しました。

オーディオエフェクトVinyl DistortionのプリセットVinylを利用

「Pitch Bend」のオートメーションが少し下がり始めたあたりからデバイス有効にすると良い雰囲気になります。

Pitch Bendカーブが下がり始めたら位置からVinyl Distortionのデバイスを有効にする

完成です!

STOPした感じを強調したい場合は、スクラッチ音をサンプリングしたようなサンプルで同じ設定を作り、後ろに付けておくと、それっぽくなります。

利用する音源によってTape Stop(っぽい)効果にバラつきがでますし、手順も多いので、Tape Stop Effectがあるプラグインを使ったほうが早いと思いますが、他のエフェクトと組み合わせていろんな雰囲気も出せるので、幅は広がると思います。

興味ある方は試してみてください!

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