書籍「DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること」レビュー!今までには無かった感じの内容ですね

  • DAWで曲を作るときにプロが実際に行っていること
   DTM関連

DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること。タイトルからして興味津々だった書籍です。音楽制作関連の書籍を読むのが好きなので、いろいろな書籍を読んでいますが、今までには無かったような内容でした。書籍「DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること」のご紹介

プロモーション動画がオモシロい!

「DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること」このタイトルをネットで見たときから、よし買おう!とは思っていた書籍ですが、プロモーション動画を見ると、参考になるTipsがチラホラと。購入意欲そそられました。

まずはプロモーション動画をチェックしてみてください!

書籍『DAWで曲を作る時にプロが実際に行なっていること』プロモーション動画 浅田祐介編

この動画の他に、同チャネンル内にKenArai編、井筒昭雄編もあります。

書籍にメディアなどの付属はなく、プロモーション動画もYoutube公開だけで、書籍に長編などが付属しているわけではありません。

書籍に付属しないプロモーション動画があるというのも珍しいですね。

素人お断り!?プロを目指す方向け!?

DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること表紙

書籍の内容としては、音楽制作に関して初心者には厳しい内容だと思います。それを象徴付けるのが「はじめに」の最初の一文「この本は、プロの音楽家になりたい人のための本です。」と。プロを目指してなくて、すみません・・・。と言いたくなりますw

第1章も最初はDAWの選び方について記載されてますが、すぐにテンションノートの使い方になります。テンションノートって何?という人が読むと、ぽかーんとするだけの内容でしょう。テンションノートとは?という内容は一切書かれていません。

目次はこんな感じです。

DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていること目次

DAWで曲を作る時にプロが実際に行っていることの内容
内容
第1章:曲をまとめるためのルール 【島野聡】
・ツールとしてのDAW
・複数のDAWを使いこなす
・テンションノートの使い方
・コードチェンジのタイミング
・メロディの入り口
・緊張と緩和
・メジャーとマイナー
・音の飛ばし方
・曲の構成
・メロディとバックトラック
・MIDIとオーディオ
第2章:DAWの使い方 【浅田祐介】
楽曲:小南千明「CLOSET」
・テンプレートでの立ち上げ
・キックを吟味する
・スネアとクラップ、ハイアットの打ち込み
・ピアノで仮コードを付ける
・ベースを組み上げる
・ウワモノ系シンセの構築
・ギターを重ねていく
・ボーカルトリートメント
・マキシマイザーを投入

【鈴木Daichi秀行】
楽曲:家入レオ「チョコレート」
・テンプレートでの立ち上げ
・リズムを組み立てる
・エレピでのコード付け
・ベースを弾く
・アコギをダブルでかぶせる
・パッドやストリングスを加える
・ボーカルトリートメント
・マスターエフェクトで最終調整

【Ken Arai】
楽曲:Ken Arai「Marble」
・テンプレートでの立ち上げ
・基本リズムの組み立て
・ループとフィルの追加
・ベースを組み上げる
・ギタリスト的な発想でウワモノを乗せる
・メインテーマとオブリガート
・イントロの制作
・宇宙からの帰還

【井筒昭雄】
楽曲:Fab Cushion「BOKUTACHI NATIVE ALIEN」
・テンプレートでの立ち上げ
・基本リズムの作成
・追加のリズムトラック
・ベースの録音
・アコースティックギター類の録音
・ミュージカルソーを重ねる
・サイン波登場
・ボーカルトリートメント
・マスターエフェクトを挿す
・試行錯誤の果てに

【田中隼人】
楽曲:ファンキー加藤「My VOICE」
・テンプレートでの立ち上げ
・ワンコーラスを固める
・リズムの組み立て
・ベースの打ち込み
・ピアノをフィックス
・ストリングスをアレンジする
・シンセでイマっぽさを演出
・レベルの管理について
・外スタでのミックス

第3章:DAWに使われないための制作の心得 【松本靖雄】
・アレンジャーに望む3つのこと
・音の良さとは
・コピペで済まさず丁寧に
・音の基準を持つことの大切さ
・DAW内でミックスをしない理由
・電気のことも考える
・良い音が結果を残す

【Watusi】
・DIY的な制作スタイルに向かった理由
・枠があることの重要性
・コンピュータで完結する制作システム
・前に戻れる=進んでいない
・ステレオは3次元
・もっと大胆に気持ちよく
・201回聴いて初めて分かること
・10年後にも聴かれる音を目指して
・リズムでハーモニーを作る

第4章:DAWに頼らない曲作り 【多胡邦夫】
・ギター1本の伴奏でも成り立つメロディーか?
・イタコ作曲法
・仮歌詞の重要性
・米田浩徳さんのスタジオでのデモ制作

【山口哲一】
作曲家の心得(4篇のまとめ)
DIALOGUE ・メールでの仮歌ディレクション三か条
・DAWがサポートする引きこもりの音楽制作
・クリエイターのための仮歌詞必勝法5つの鉄則

素人には第2章が見どころか?

全般的にサンレコの制作面について更に突っ込んだ感じの内容かな?という印象でした。「この本は、プロの音楽家になりたい人のための本です。」も少し納得できます。特に第3章はかなりプロ意識向けな印象を受けました。プロを目指すというのはこういうことなのかな・・・という感じで。

サンレコのインタビュー記事などが好きな人には、DIALOGUEの内容は楽しめると思います。対談式になっています。

私のような素人には第2章が一番興味深い内容になっていました。

第一線で活躍されている方々がどのような環境でどのように楽曲を構築しているのか、どんな音源やプラグインを利用しているのか、参考楽曲を例に書かれています。

SAUSAGE FATTENER

気になっていたプラグインSAUSAGE FATTENERも載っていて、ちょっと欲しくなったり。ちなみに、第2章だけフルカラーです。

一番興味深かったのは、テンプレートについて。どんなテンプレートを作って制作しているのかが書かれています。具体的に何トラック構成、挿している音源やプラグインなど。

具体的なTipsが掲載されているわけではなく、エッセンスが掲載されているという感じになっています。

190ページ程度とページ数が多いわけではないのですが、凄いボリュームを読んだような満足感がありました。

関連記事
Ableton Live初心者にこの1冊!Ableton LiveのTips満載です!書籍「トラックメイキングの基本スキル」のレビュー

Live9を中心にDTM関連の情報をツイートしています
リプライもお気軽にどうぞ!