みんな大好きChromeを快適に使うためのTips。パソコンを選ぶときはCPU性能より搭載メモリの容量に注意しよう!

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国内でもChromeのシェアは大きくなり、周りの知人もIE利用者よりChrome利用者が多くなりました。そんな、みんな大好きChromeを快適に使うためのポイントとなるメモリ消費量について、ちょっとしたTipsのご紹介。

Chromeのメモリ消費量について

パソコン購入時のポイントはいろいろあると思いますが、スペック数値として大事なポイントになるのが搭載メモリの容量。最近のパソコンに搭載されているCPU性能はとても良いので、通常利用(ドキュメント作成やブラウジングなど)をするぐらいであれば、Core i3など宝の持ち腐れです。高性能なCPUを選択するのではなく、予算は搭載メモリの容量へ割り当てると快適に使えます。

快適にパソコン

高性能なパソコンを必要とするオンラインゲームをしたり、音楽制作や動画編集などをする場合は別ですが、主な利用用途がSNS利用や動画視聴などであればCPUはCeleron(第4世代Haswell製品)にメモリ8GBが快適な基準だと思います。家電量販店などで販売されているパソコンを見ると、CPUがCeleronからCore i3ぐらいまでの製品はメモリを4GBしか搭載していないパソコンがほとんどです。メモリは4GBでも十分ではありますが、長く快適にパソコンを使いたい人には、4GB増設をして8GBでの利用をオススメします。

大きな理由はブラウザ(Chrome)のメモリ消費量の多さです。SNS利用や動画視聴などをしていると何枚ものタブを使っていることでしょう。そんなときパソコンの動作がモタついたりしてませんか!?CPU使用率は意外に低いもので、原因はメモリ容量が圧迫されていることがほとんどです。パソコン利用のメインがブラウザ利用の場合、パソコンはCPU性能だけではなく搭載メモリの容量をしっかりチェックしましょう。

64bit版Chromeを使う

64bit版Chromeの存在は有名過ぎるので詳しく書きませんが、最近のOSはほとんどが64bit版です。Chromeは標準インストールが32bit版になっているので、64bit版のインストール方法をチェックして使うことをオススメします!ネット上でも64bit版にしたらサクサクになった!なんて書きこみを多く見かけます。ちょっと大げさな記載もありますが、実際に64bit版のほうが動作は快適になるはずです。

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なぜ64bit版Chromeにすると動作が快適になるのかご存知ですか!?

これもメモリ消費量に関係していて、簡単に言えばChromeは32bit版より64bit版のほうがメモリ確保量が大きいのです。たくさんのメモリを使うことでChromeは更に快適になっているわけです。逆に言えば、搭載メモリの容量が少ないパソコンではメモリの圧迫が進みます。結局、メモリ容量が多いことが快適な動作につながるわけです。

搭載メモリ4GBでChromeを快適にする設定

本題。少ないメモリ容量(4GB)でもChromeのメモリ消費量を抑えていく方法です。手っ取り早い解決方法としては「タブをたくさん開かない!」ですw

Chromeはタブごとにメモリを確保して制御をしています。難しく言えば「マルチプロセスアーキテクチャ」を採用しています。このメリットはいろいろあるのですが、搭載メモリの容量が少ない場合はタブを開けば開くほど動作は重たくなってしまいます。使わないタブは閉じていく!単純で当たり前のようなことですが、これがChromeを快適に使う一番のTipsになります。

もうひとつのTipsは「強制的にマルチプロセスアーキテクチャを使わない設定」です。こう書くと、いかにもTipsっぽくなりますねw

通常、Chromeを起動してタブ1枚でYoutubeを視聴した場合、Chromeのプロセスが5つあります。

ChromeでYoutubeを1つ視聴している状態

タブを増やしてYoutubeで別の動画を再生するとChromeのプロセスが1つ増えて6つになっています。

ChromeでYoutubeを2つ視聴している状態

1つのタブで約150MBのメモリを消費しています。Chromeしか立ち上げていないのでCPU使用率は低いままですが、物理的なメモリ使用量は既に64%になっています。同じようにタブを増やしてYoutubeを7つ開くと動作がモタつく感じになってきました。

ChromeでYoutubeを7つ視聴している状態

CPU使用率はほとんど変化しませんが、物理メモリは84%!Chromeでメモリ容量を必要とする意味が分かっていただける状態だと思います。利用したパソコンのCPU性能が良いわけではありません。マザーボードにオンボードのCeleron搭載パソコンでメモリ4GBというスペックになります。

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マルチプロセスアーキテクチャを使わない設定

マルチプロセスアーキテクチャを使わない設定というのは、タブを増やすごとにプロセスが増えるのを防ぎ、Chromeのタブのプロセスは1つしか作らせない設定になります。タブごとにプロセスが起動する状態に比べるとメモリ使用量を抑えることができます。

設定方法は、まずChromeを起動するショートカット(ディスクトップやタスクバーのアイコン)を右クリックしてプロパティをクリックして開きます。

Chromeのプロパティ

設定は「リンク先」の項目に起動オプションを追記してやるだけです。追記する起動オプションは「 –renderer-process-limit=1」です。

Chromeのショートカットに起動オプションを追記

ポイント(注意点)として、作成しているショートカットごとに設定が必要です。ディスクトップとスタートメニューとタスクバーにショートカットがあり、いつも起動に使う場所が特定されていない場合は全てのChromeショートカットのプロパティにオプションを追記しておきましょう!

起動オプションを追記したショートカットからChromeを起動して、上記と同様にYoutubeで動画を再生してみます。タブが1つのときは違いはありません。

Chromeで起動オプションを追記してYoutubeを1つ視聴している状態

タブを増やしてYoutubeを7つ開くと、大きな違いがでます。

Chromeで起動オプションを追記してYoutubeを7つ視聴している状態

プロセス数は増加せずに、Chromeのプロセスの1つだけメモリ使用量が大きく増加しています。それでも起動オプションが無い状態で複数プロセスが起動していたときより物理メモリの使用量は約10%程度軽減されており、モタつきはありませんでした。

マルチプロセスアーキテクチャを使わないというデメリットはありますが、一般的なブラウジングをメインとした利用では、これが大きなデメリットにはならないと思います。搭載メモリが4GB以下のパソコンでChromeを快適に使いたい場合には参考にしてください。

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